たまちゃん、さようなら
昨日3月20日、19w5dで中期中絶をしました。恐らく18トリソミーでした。
「あなたは普通には妊娠ができないだろうから、子どもが欲しくなったら早く体外受精をしなさい」
そう言われ、不妊治療の末、IVFでなんとか授かった赤ちゃん(たまごのたまちゃん)。
出生前診断をして、13, 18, 21トリソミー、いずれも10000~20000分の1という低確率の評価を頂いていましたが、18週のエコーで、小脳低形成・心奇形(TA、VSD、右室低形成)・内反足を指摘され、臨床的に18トリソミーと考え妊娠の継続を断念しました。
今回のエコーで指摘されるまでは順調な毎日で、たまごの頃から日々夫婦で成長を見守り、家族にも友人にも職場の方々にも暖かい言葉を沢山かけて頂き、本当に嬉しかったです。
決して妊娠したことを後悔はしていません。18トリソミーの90%以上は初期の流産で終わるなか、たまちゃんは一生懸命がんばってお腹の中で、もう少しで6ヶ月というところまで生きてくれて、沢山のメッセージを残してくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、この悲しみは一生消えることはありません。泣かない日はありませんし、「我が子を殺した」という思いも消えません。
全年齢で5000人に一人、10000人にひとりとも言われる18トリソミー。幸せな出産について語られることが多い中で、相対的には少なくても、こうした悲しい体験が起こることはゼロではないんですね。
どうしてあの子はできるのに、どうして私にはできないのか。多くの人が何不自由なく順調な過程を歩んでいるのに、自分はどうしてこんなにも苦しまなければいけないのか。
自分の生活が充実していない訳ではないし、人は人、自分は自分だって頭では分かっているけれど、、、なかなか上手くはいかないね。
泣き声を聞くことはできなかったけれど、卵だったたまちゃんに会えた時は感動が止まりませんでした。夫にそっくりで可愛かったな。。
たまちゃん、たまちゃんの弟妹のこと、応援してくれるかな。