死産から1ヶ月
涙を流す日も減り、徐々に気持ちは前向きになってきているかなと思うのですが、なかなか体が戻りません。
「出産後の分泌物である悪露は、赤色→褐色→黄色→白色となり、赤色の悪露が大量に出るのは産後2,3日、長くても1週間」と医学的には言われています。
でも、産後1ヶ月経ったいまでも、急に出血したり、レバーのような塊が出ることもしばしばあります。
通常、中絶後は1週間・1ヶ月後に受診となっていますが、私は出血が酷すぎて1ヶ月まで毎週受診していました。
子宮収縮剤、鉄剤などを処方されているけれど、今でも出血が続いているので、自分の体が戻るか不安です。
中期での死産の人は特に、出血が続くことが多いようではあるけれど。。
次の受診はゴールデンウィーク明けです。
子宮動脈をカテーテルで止める治療も提案されているけれど、、やらないで済みますように。
焦っても仕方ないけれど、また治療に臨むにも臨めないこの状況がもどかしいです。
中期中絶、火葬についての費用や制度
たまちゃんが生まれて1週間が経ちました。
まだ小さいから痛くないはず、、と思っていた出産だったけれど、入院日に行った二度の頸管拡張、そして翌日の陣痛誘発は、痛くて痛くて、もう耐えられないかと半泣きでした。
世の中のお母さんたちは強いね。。私はまだまだ未熟だね。。
まさか自分が悲しいお産をするとは思ってもみなかったので、色々と費用や制度について学びました。
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まず入院費に関して。
妊娠12週以降の出産は、出産育児一時金(40.4万円)の給付対象となります。
私は大学病院での出産だったため、2泊3日の入院で差額約12万円の支払いと、やや高額になりました。
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次に書類に関して。
妊娠12週以降の出産は、役所への届出が必要になります。
病院からは葬儀社を利用するように勧められましたが、必ずしも必要ではありません。私たちは自分たちで棺を用意して、たまちゃんを可愛らしく調えてあげました。
私が入院している間に夫が死産届を役所へ提出し、火葬許可書をいただいて、たまちゃんと3人で自宅に帰りました。葬儀社を利用しなかったので、ずっと一緒にたまちゃんといることができて、幸せなひと時でした。
費用に関しては、葬儀社を利用すると3〜10万円ほど掛かるそうです。
私たちは直接都営の火葬場(臨海斎場)を申し込んだので、1〜2万円と抑えられました。
また比較的低温といわれている朝一番の火葬で依頼し、プラスチックや金属等の燃えにくいものは入れないようにしたお陰か、とても小さかったたまちゃんだけれど、遺骨が残ってくれました。
小さなたまご型の骨壷に入れて、私たちとずっと一緒にいるつもりです。
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また、妊娠12週以降の出産は産後休暇の対象となるので、私もゴールデンウィーク明けまで休暇となりました。
たまちゃんのことは忘れてはいけないけれど、ずっとメソメソしててもいけないよね。
ゆっくり少しずつ前向きになって、いつかたまちゃんの弟妹に会える日を夢見ていかないと。
たまちゃん、さようなら
昨日3月20日、19w5dで中期中絶をしました。恐らく18トリソミーでした。
「あなたは普通には妊娠ができないだろうから、子どもが欲しくなったら早く体外受精をしなさい」
そう言われ、不妊治療の末、IVFでなんとか授かった赤ちゃん(たまごのたまちゃん)。
出生前診断をして、13, 18, 21トリソミー、いずれも10000~20000分の1という低確率の評価を頂いていましたが、18週のエコーで、小脳低形成・心奇形(TA、VSD、右室低形成)・内反足を指摘され、臨床的に18トリソミーと考え妊娠の継続を断念しました。
今回のエコーで指摘されるまでは順調な毎日で、たまごの頃から日々夫婦で成長を見守り、家族にも友人にも職場の方々にも暖かい言葉を沢山かけて頂き、本当に嬉しかったです。
決して妊娠したことを後悔はしていません。18トリソミーの90%以上は初期の流産で終わるなか、たまちゃんは一生懸命がんばってお腹の中で、もう少しで6ヶ月というところまで生きてくれて、沢山のメッセージを残してくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、この悲しみは一生消えることはありません。泣かない日はありませんし、「我が子を殺した」という思いも消えません。
全年齢で5000人に一人、10000人にひとりとも言われる18トリソミー。幸せな出産について語られることが多い中で、相対的には少なくても、こうした悲しい体験が起こることはゼロではないんですね。
どうしてあの子はできるのに、どうして私にはできないのか。多くの人が何不自由なく順調な過程を歩んでいるのに、自分はどうしてこんなにも苦しまなければいけないのか。
自分の生活が充実していない訳ではないし、人は人、自分は自分だって頭では分かっているけれど、、、なかなか上手くはいかないね。
泣き声を聞くことはできなかったけれど、卵だったたまちゃんに会えた時は感動が止まりませんでした。夫にそっくりで可愛かったな。。
たまちゃん、たまちゃんの弟妹のこと、応援してくれるかな。
9w1d 〜卒業〜
新年になって初めてのクリニック。
順調であれば今日で卒業です。
到着して30分経たずしてエコーに呼ばれました。
どきどきのエコー。
見た瞬間、大きい!って思いました。
CRL17.8mm、心臓も140回/分と順調に成長していました。
今日のエコーでは首のくびれと手足がはっきり現れ、人間らしく見えました。
ベビちゃん、かわいい。。
診察まで1時間、さらに注射まで1時間待ったけれど、ずっと暖かい気持ちでした。
プロゲデポー125mg筋注をして、内服薬も膣錠も手持ちでおしまい。
自分の勤める病院に紹介状を書いて頂きました。
お会計 8,940円
初めて1万円を切り、クレカが使えず現金を下ろしに行きました恥。
杉山産婦人科丸の内 栗林先生ありがとうございました!!!
とても良いクリニックでした。
2人目でまたお世話になりたいです。
そしてベビちゃん、これからもよろしくね。
8w1d
「心拍が遅いから流産の可能性がある」と言われ、気が気でなかった1週間でした。
見たいような見たくないような…
そんな思いでエコーへ。
すると、わたしの目でもはっきり心臓が拍動しているのが分かりました。
検査中、先生からも「動いてますね」と声をかけて頂き、ほっと一安心。
心臓も140回/分と正常に動いていて、復活できたようです。
ベビちゃん、がんばったね!!!
ただCRLが9mmなので小さめでした。
今日卒業かと思ったら、年明けに最後の診察になりました。
ホルモンの補充は少し長めにすることに。
プロゲデポー125mg筋注は今日で最後、
デュファストン内服、ワンクリノンの膣剤も来週の診察まで継続です。
お会計 16,250円
ベビちゃんと一緒に年越し♪来年もいい一年になりますように。
7w1d
今日は心拍の確認。
11:45に到着して15分くらいで呼ばれました。
どきどきしながらエコーを見ると、胎嚢のなかにはっきりベビちゃんが見えました♪
あ、見える〜!とウキウキしていたら先生の様子がおかしい。。
「心拍、確認できますが、ちょっと遅いですね...」と。。
7wだと通常120-140回/分の心拍が確認できますが、私のベビちゃんは90回ぐらいだそう。
「流産の可能性も十分あります」とはっきり告げられて、しょんぼり。
ここまで順調だったのに。。
この時期の流産は胎児側の問題なので、ベビちゃんの生命力を信じて、来週のエコーを気長に待ちます。
サイズは4.2mmと正常だしね!
今日もプロゲデポー125mg筋注をしておしまい。3日後に行う分も頂きました。
デュファストン内服、ワンクリノンの膣剤も継続です。
お会計 16,290円
お薬だけはしっかり続けて、不安になりすぎないようにします。